当社ではこれまで社内での防水試験をIPX5まで実施が可能でしたが
この度、社内でのIPX6の防水試験を実施しました。
IP試験はJIS C 0920 「電気機械器具の外郭による保護等級」にて制定されており
今回実施したIPX6は、台風などの激しい雨に対し内部への浸水がない状態、
いわゆる「暴噴流に対して保護機能」を検証するものとなります。
一般的には防犯カメラ等で適用されていることがあります。
IPX6では製品に対し、強力なジェット噴流を2.5m~3m離れた距離から放水して検証します。
これまで実施してきたIPX5までは一般的な水道の水圧により実施してきましたが
IPX6では100mL/minの水圧が必要となる為水道ではその水圧を出すことが出来ません。
その足りない水圧を補う為コンプレッサー付きのタンクに水を貯めてから、コンプレッサーの勢いで100mL/minの水圧を実現しております。
弊社InstagramアカウントにもIPX6試験時の動画が投稿されており水の勢いが分かりやすい動画となっております。
是非ご覧ください。
防水性能の確認を含めた筐体設計などをご依頼の際はぜひご相談ください。